2021/9/18 土曜日


眠るのが遅かったけど10時には起床していたかった。父親からハムやウィンナーの入ったお歳暮みたいなやつが届く。やったー!少し遅れてしまったが、10:00~12:10ぐらいまでzoomでジュニアアテンダントの集まりに参加する。今日はオンライン上での対話型鑑賞をする。それぞれが作品を持ってくるという形になったが、自分のグループではアルノルト・ベックリン『死の島』、小磯良平やノーマン・ロックウェルの作品で対話型を行なった。対話のしやすい絵ではあると思うが楽しかった。ノーマン・ロックウェル絵がマジで上手いな……


台風は過ぎ去り、久しぶりの晴れ間が見えたので洗濯を干す。昼食は届いたウィンナーを使って早速ナポリタンもどきみたいなものを作って食べる。やるべきことがたくさんあるはずで、それなのに全然何もできていないんじゃないか、スケジュール確認しないと…などを考えて苦しい。

 (始まったのはいつからだろうか。いつ終わるのだろうか。もう始まっているのだろうか。始まりとは?時間が流れていくのが早い、早い、誰かの合図で始まった世界にいる気がする。いやでも私から、始まることもできるのではないのか。生きるのがかなりしんどい。
自分の存在証明をいちいちしないと生きていけないなんてあんまりだ。誰かの世界で生きている気がする。1人称プレイのゲームをしているのに主役は自分ではく、あくまでも何かに従属していることが前提であるような。)


19時に米が炊けるようにセットする。ひとしきり音ゲーをして遊んだので出来ることやろう…ということで小さいタスクを2個ぐらい消した。制作がしたいけど上手く言語化…可視化できなくてapple musicでプレイリストを作成。果てしなく、遠いところに行きたいんだなと思いながら曲を追加していると落ち着いてきた。20時ごろまでに晩御飯用意。米と昨日買ったいわしの味噌煮を食べる。安いけど美味しい寄りでよかった。


映画を観る。アンドレイ・タルコフスキー『ノスタルジア』。姉と観たい映画が一致しアマゾンプライムでレンタルしてもらった。以前他の人と話しているとき、バッハが気になるという話をしていたら、バッハと言えば…で出てきたのがタルコフスキー映画であった。サブスクで把握できている限りではアマゾンプライムで『ノスタルジア』だけレンタルが出来る状況で、見たければツタヤかレンタルビデオショップへ走るか…といった具合だ。ノスタルジアではバッハ楽曲は使用しておらずベートーヴェンの第九が作中で流れた。字幕版だったがイタリア語の発音が新鮮。しかし彼の詩の、芸術の、ニュアンスを鮮明に受け取ることはやはりできないのかもしれない。境界をなくすためには。「従うのだ!君の中の水に 火に そして灰に 灰の中の骨に」 映画を観たのか詩の朗読を聴いていたのかわからなくなる。けれども映像だなと思った身体性…、他の作品も観てみようと思う。


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